築100年の伝統的日本家屋を快適で素敵な和モダン空間に

《広島市安佐北区》
S様の家は築100年を経た日本家屋。しかし、冬はすきま風に震え、冷たい浴室のタイルは剥がれ落ち、キッチンも使い勝手が悪いなど多くの悩みを抱えていた。中でも一番の悩みは広い土間のある玄関。特に高齢のお母さまにとって、寒さに加えて大きい段差を越えて屋内に入る度に大変な思いをしていたため、玄関や水まわりを含めたリフォームは長年の懸案事項だった。そこで、ご主人が定年退職を迎えたタイミングでリフォームを決意。奥さまのお兄さまが建築家であることから業者選びの相談をしたところ、数ある工務店の中から、業績が確かで現場に近く、頼りがいがありそうだという理由でしおた工務店を勧められたという。依頼を受け、同社の塩田社長自らプランニング。女性スタッフが細かい打ち合わせを担当した。
地元の気候風土に精通し、この地域の昔ながらの家を知り尽くしている塩田社長は、こうした伝統的な日本家屋が好きでリフォームも得意。新しい自然素材や断熱材を取り入れながら、今のライフスタイルに合った生活空間を実現してくれる一級建築士だ。
テーマは奥さまの要望を踏まえて「和モダン」とし、既存のものを活かしつつ現代風の空間になるようプランニング。古民家風のイメージで土間は天井の梁を露出させ、板張りの床や格子で情緒豊かな和の空間に。天井が低く狭かったダイニングキッチンは明るさを増して使い勝手の良さも向上。リビング使いの和室は床に無垢のカバ材を貼り、一層心地良い空間に。週末のみ帰ってくる娘さんの意見も取り入れ、暮らし心地の良い日本家屋へと見事に生まれ変わった。