極上チーズを生む工房兼住居は家族6人の楽園

《三次市 三良坂フロマージュ様》

こだわりの自家製チーズが全国的な人気を誇る三良坂フロマージュ。アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどで農業研修を重ね、帰郷してチーズ作りを始めたM様は、家が手狭になったことから、移転して工房兼住居を建てることに。知人から「県北で大型木造建築物を建てるならしおた工務店」と勧められ、同社に依頼。外国からのゲストを招くことも多いため、日本らしい雰囲気がありつつのどかな田園風景に溶け込んだ家をイメージしたというM様。子や孫の代まで住み継いでいける家にしたいという思いも強かった。
いぶし瓦葺きでべんがら色の格子が遠くからも目を引く外観は、遠くから足を運ぶお客にも目に止まりやすく、大きなガラス戸で外から店内が見えやすいせいか、「お客様にも以前より入りやすいと感じていただけているようです」と奥さま。1階の店舗スペースは、吹き抜けと開口部分の大きさでその開放感は絶大。時には目の前の草地に放牧中の牛や山羊が草を食む姿が見られることも。木と漆喰で構成されたナチュラル空間は、美しい田園風景とともに心和ませられ、お客の滞在時間も比較的長めだとか。「外でのびのびと遊ばせられるし、子どもたちは以前よりも活発になったかな」とM様夫妻は目を細める。

2階は家族が憩う住居スペース。ご主人の要望でLDKは天井を高くして開放感を増し、キッチンにはご主人自ら業務用ステンレス厨房を設置。外国からのゲストを招いた際に使ってもらえる和室も確保した。窓のサッシは、1階は黒、2階は白にして雰囲気を変えている。冬はマツのフローリングの床の温もりや漆喰の効果のせいか暖かく、夏も風通しが良いため涼しく快適に過ごせるという。「できるだけエネルギーを使わずに暮らしたい」というM様の思いもしっかりと叶えられている。 牛や山羊に愛情を注いで育て、その恵みを生かしたチーズ作りに情熱を傾けるM様の新たな拠点がこうして誕生。全国に、そして世界へと、今後も三良坂フロマージュのさらなる飛躍が望めそうだ。