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ジカリノ~「想い」と「記憶」を紡ぐ実家リノベーション
- 投稿日:
- 2025年9月1日

世羅町の実家リノベーション、ジカリノ現場レポートです。
6月末から解体が始まり、夏の間の大工工事が進んでいます。
玄関から奥のお部屋まで見渡すことが出来、酷暑の中でも風が通り抜けています。
現場は床を施工中です。メープル色の明るい床材なので、古民家の雰囲気を残しながらも明るいLDKになりそうです。
天井は立派な梁が見えてます。どんな仕上がりになるのか楽しみです!
断熱材はもちろん、リビングには薪ストーブが設置されるので、とっても暖かい部屋になります。
床下もコンクリートを打ち、湿気やシロアリ対策も安心。
玄関の土間はカラークリートという施工をするので、昔ながらの土間玄関の雰囲気を残しながらも新たな仕上がりになる予定です。
こちら何だかわかりますか??丸くて可愛い電気のスイッチです♪
そして天井には懐かしい感じの電気の線。「がいし引き配線」といって昭和30年代後半頃まで見られていた配線方法です。
陶器で出来た「がいし」という絶縁部材を使い電気の配線をした施工方法です。見たことはあるけれど、私自身も今回、色々調べて知りました。
レトロなスイッチや配線を残して…どんな仕上がりになるのでしょうか。
割れている和室の建具ガラスも、既設の柄を元に復元する予定です。
昭和レトロな雰囲気が残されていて、なんだか安心感があり、ほっと落ち着きますね。
2階への階段もそのまま残します。
ご家族の思い出、懐かしい風景、記憶を紡ぐ実家リノベーション。
新旧が調和する空間に、受け継がれる大切な建物が再び蘇ります。