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 塗装で再生~歴史を繋ぐ古民家リノベーション
- 投稿日:
- 2025年10月29日

古民家リノベーションで工事させていただいている現場で、梁、柱、鴨居、天井の竿ぶちを再塗装します。
今日は事務所スタッフ総出で塗装部隊として現場へGO!
まずは埃や汚れを綺麗に拭き掃除。

和室の天井の雰囲気を残したいとのご希望でしたので、再塗装します。

奥の和室の天井は天井板を張替え、クロス仕上げにします。竿ぶちはそのまま使用するので、竿ぶち部分を再塗装。
テープで印をつけた箇所を手分けして塗っていきますよ~!

塗料は自然塗料の「わびすけ」を使用します。防腐効果があり、時間が経つごとに、木に馴染んでいきます。
古民家の深い味わいが出ますね。

高い箇所なので、足場を作ったり脚立を使ったり。

明日からは塗り壁の下地に左官さんが入られるので、どうしても今日中には塗装を終わらせなくてはいけないのです。
みんなで一気に作業したので、無事1日で完了しました。
木の傷も柱や鴨居の釘の跡も、、、すべてに家族の想い出や家の歴史を感じながら作業を進めました。

長い年月、お家を支えてきた柱や梁、鴨居が味わいのある深い色に蘇りました。
新たに作り変える空間に古い既存の木を活かしてこそ、古民家リノベーションの価値があります。

元々2部屋だった和室を繋げて大空間のリビングへ。

建具で仕切られていた廊下もリビングに取り込んで同空間になります。

立派な中庭を眺めながら日の当たる暖かいリビングで家族みんなで過ごす。
素敵なリノベーションです。完成が楽しみです♪

大切に受け継いで暮らされているお施主様の気持ちを大切に。
その想いに寄り添ったお仕事をさせていただきたいと改めて感じました。
