- 塩田 崇(しおだ たかし) 一級建築士
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1959年、広島県安芸高田市甲田町生まれ。
広島県立向原高等学校卒業後、広島市内の工務店、三次市内の建設会社を経て、33歳で父親の工務店を手伝い始める。
1995年「しおた工務店」設立。
以来、お客様の目線を大事に、長く心地良く暮らせる家を提案し続けている。
モットーは(ちょっと大げさですが・・・・)、県北の家をしおた工務店から変えていこう!!
家づくりのはなし
STORY of HOUSE BUILDING
6.少しでもエネルギーを使わない工夫
- 投稿日:
- 2023年6月10日
まず家庭の電気代の内訳を見てみると
1位 エアコン
2位 冷蔵庫
家庭での冷暖房を1年中エアコンにするとそうなるでしょう。
冷蔵庫、冷暖房、給湯器、この3つが主にエネルギーを使っているのかな・・・
次にエネルギー使用割合を見てみると、
1位 暖房
2位 給湯
お湯をつくるのにはいくらエコキュートでも、電気代がかかっているはずです。
電化住宅なら、家電の代表はエアコン、エコキュート。
これらの機器は家電の中でもエネルギーを使わないエリートです。
家庭での省エネ効果を高めるためには、下記のグラフのように暖房と給湯に使うエネルギーを減らしていくことが大きなポイントとなります。
エアコンの消費電気代の効率はカタログでも表記されている「APF」という数字で分かります。
「APF」(通年エネルギー消費効率)の数字が判断の目安で、値が大きいほど省エネ性が高いエアコンと言えます。
同じスペックでもAPF4.9と7.1とでは1.4倍の差が出ます。(大きなエアコンになるほど、APFが低くなるようです)
冷暖房エアコンは、家庭のエネルギー消費量でいうと全体の25%程度です。
それならば、家を高断熱化して小さなエアコンをつけて、高性能エアコンを取り付けると電気代節約になるのでは。
太陽風呂は浴槽へのみの給湯になります。
夏は熱いくらいですが、冬はそのままでは入浴できません。
台所やその他へ給湯しようとすると太陽ヒーターと貯湯ユニットが必要です。
ユニットに溜まったお湯を給湯機で温めるとなるのでシステム機械価格が高くなるし、電気も必要です。
※画像引用元:長府製作所ホームページ
エコキュートは昔の電気給湯器と比べると、とても高効率です。
※画像引用元:長府製作所ホームページ
結局、エネルギーを使わないとなると電気です。
しかし、現実問題として電気無しでは生活できません。
電気を上手に使って、なおかつ節電。
節電生活、、、本当にこんな事ずーっとできるのでしょうか?
便利な生活に慣れたし、家族みんなの協力もいるし、、、無理、、、。
ならば!!太陽光発電で電気を作りましょう!!